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■求めるものは、やってくる
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もしもの10周年セレモニーで
受賞をしてみて気が付いたのは、
もしもを始めた当時に描いていた夢は
全て叶っている、ということでした。
もしもを始めた当時は、大手メーカーの
下請けを行う、ソフトウェア開発者でした。
個人事業主ですから、まさに吹けば飛ぶ存在です。
次の月の仕事は?とそんなことばかり心配していました。
その中で、漠然と
・出版出来たらいいなぁ。
・人に何かを伝えられる仕事がしたいなぁ。
と思っていました。
当時は、メーカー側からの依頼に対して、
ソフトウェアを作る仕事だったので、
実現方法は全く分からなかったんですね。
普通、無理ですよね。
自分の生活を支えるだけでも必死ですし。
そんなときに、もしもの公認講師募集の
メルマガが来ました。
教えることにはつながりそうだ、と
そういう気持ちで申し込んでみたのが、
もしも大学公認講師としての始まりです。
でも、よく考えてみると、
それが教えることの始まりではありません。
もっと前に積み重ねがいろいろありました。
会社員時代に人事教育制度の説明会を行ったり。
アルバイトの時に、新人研修の講師を行ったり。
自分の本当にやりたいことは
少しずつきっかけを作っていました。
そういったきっかけがあって、
公認講師試験も合格できたのかな、と。
今思えば、求めているものは
自然と自分が取り組んでいて、チャンスがやってくる。
そんな感覚です。
「では、本は?」というところですが、
社内報を書いたり、メルマガを書いたり、
そういうことはしていたんえすね。
同文館出版の本を読んでいると、
その中に入った広告に出版会議というものがあり、
企画が通れば出版が出来ることを知りました。
偶然のように見えますが、
公認講師の応募を見た時に、チャンスと思った。
出版会議の開催を知った時、チャンスと思った。
このチャンスと思い、行動を起こす部分は、
自分の選択です。
その選択の結果、私は求めていた夢が叶いました。
もちろんチャンスを感じても、
ジャンプする勇気や努力は必要です。
公認講師になってもセミナーを開かなければ
いけないわけではありません。
出版の企画が通っても、最後までたどり着けず
出版できない人もいます。
でも、障害があっても、
求める気持ちが乗り越える力をくれます。
私は、
求めるものは、やってくる、
と思っています。
まだまだ足りない部分ばかりですが、
公認講師前に比べれば、だいぶ前に進むことができました。
求めているものに、一歩でも1cmでも近づくように。
そう思って行動すれば、
チャンスを感じて、一気に動くこともあります。
私も含めみなさんが、求めているものに対して
一歩でも1cmでも動いていくことで
世の中はずいぶんと良くなるのでは、と
そんなことを考えたりもする今日この頃です。
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